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次号予告

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      • 2026年1月号  

      次号(2026年1月号)は,2025年11月26日発売予定

       

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 Newton Special

特集

ブラックホールの今

 

 ブラックホールは,最も奇妙で不思議な天体です。かつては理論上の存在にすぎませんでしたが,イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)による撮影成功などから,その実在は疑いようのないものになりました。しかし,観測が進めば進むほど,ブラックホールの謎は深まるばかりです。

 たとえば,近年の重力波の観測によって,予想以上に重かったり,頻繁に合体したりするブラックホールの姿が明らかになってきました。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は,宇宙誕生まもない時代に,すでに巨大すぎるブラックホールが育っていた証拠をみつけています。銀河が先か,ブラックホールが先か。ブラックホールの観測によって,これまでの宇宙進化のシナリオが,ゆらいでいます。

 それだけではありません。重力波の観測が進み,ダークマターの有力候補とされる原始ブラックホールについても研究者の間で議論が進んでいます。

 次号の特集では,観測が進むほどに謎が深まるブラックホール研究の今を取り上げます。ぜひご期待ください。

 

  

 

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主な内容

●ブラックホールに落ちるとどうなる? 落ちゆく星の姿がとらえられはじめた

●ブラックホールの正体とは? ペンローズ博士がみちびいた「特異点定理」

●重すぎ・多すぎ・合体しすぎ-。重力波の観測で深まる謎

●宇宙初期にあった巨大ブラックホールが宇宙の成長の謎をにぎる

●原始ブラックホールがダークマターの正体なのか

●次世代望遠鏡がブラックホールの“ほんとうの姿” の観測にいどむ

 

 


 

第2特集

錯視大図鑑

 

 動いて見えたり,消失したり。私たちの脳をだまし,不思議な世界へいざなう錯視を紹介します。静止画なのに,なぜ動いて見えるのか? 実際に存在しているものが,なぜ消失するのか? 錯視は,心理学の一分野です。研究の最前線にもせまります。

 

  

 

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主な内容

●静止画なのに,動く! まわる! 波打つ!

●拡大するブラックホールがせまりくる錯視

●まったくちがう色に見えるのに,実は同じ色

●あるはずなのに,見えない錯視

 

 


 

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