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美術と科学は,古くからともに進化してきました。芸術家であり,数学・解剖学・物理学などの科学分野でも才能を発揮したレオナルド・ダ・ヴィンチは,著書『絵画論』の中で,次のようにのべています。「真に絵画こそが科学であり,絵画は自然が生んだ正統なる子である。なぜなら,絵画は自然から生まれるものだからだ」。 人類にとって,科学と美術はどちらも,世界を認識するうえで不可欠な両輪です。たがいの視点を通してみることで,美術と科学は影響をおよぼし合ってきたのです。美術で追求された遠近法や解剖学は科学を推し進め,光学や色彩科学は芸術に新たな表現を生みだしてきました。 解剖学の世界を広げたダ・ヴィンチやミケランジェロ。「絵の具はまぜるほどにごる」という制約を理論的にこえてみせたスーラやシニャック。光学機器を用いて新たな表現を生みだしたフェルメール。科学者であるロバート・フックは絵筆をにぎり,生物の細かな造形を緻密にえがきました。 次号では,Newton創刊以来はじめて美術を特集します。特集では,科学者や芸術家の営みや,多くの芸術作品などを通じて,「美術と科学」の深いかかわりをNewton独自の視点で掘り下げます。ぜひご期待ください。
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Johannes Vermeer, Girl with a Pearl Earring/Wikimedia Commons Public domain
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●物理学者 ニュートン vs 芸術家 ゲーテ。色は光の波長だけで決まるのか ●葛飾北斎の鮮烈な青を生みだした,化学合成技術 ●たくみに光と影を表現する,レンブラントのエッジング手法 ●美を生む規則とは? 名画にはさまざまな規則性がかくされている ●レオナルド・ダ・ヴィンチは観察によって物理現象を理解し,表現した ●観る者の脳内で色を合成させる。点描表現と脳科学 ●AIの発展は,科学と美術に何をもたらすのか
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宇宙論の未解決問題として,研究者たちを悩ませつづけている「ダークマター」と「ダークエネルギー」。宇宙のなりたちや構造を説明するために必要だと考えられていますが,その正体は不明です。次号ではダークマターとダークエネルギー探索の最前線と,それらがみちびく新しい宇宙論にせまります。
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●宇宙の全エネルギーの95%は “ダーク” のまま ●ダークマターとダークエネルギーを “見る” 方法とは? ●「みつからない」が宇宙論にもたらした変化 ●正体にせまると期待される新たな観測・実験プロジェクト
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