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染め物や織物,焼き物,日本酒や日本刀など,日本には古くから受け継がれてきた多様なものづくりがあります。これらは,まだ科学が発達していなかった時代に,長い年月をかけて先人たちによって洗練され,技術として確立されてきました。そうした「匠の技」を現代の科学の視点から調べてみると,その背景には驚くほど高度な科学的知見が横たわっていることがわかります。私たち日本人は,そのような技術によって,いまも多くの恩恵を受けているのです。本書では,こうした和の技術を科学的にひもといていきます。かつての日本のものづくりは,経験と勘に支えられていましたが,そこには物理や化学に通じる原理が数多く含まれていました。
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多くの人が高校で学ぶ微分と積分。しかし,内容をすっかり忘れてしまい,記号だけ何となくおぼえているという人もいるでしょう。本書では,自転車の走行距離などの身近な例を取り上げ,微分と積分の基本をわかりやすく丁寧に解説。苦手意識を解消しながら進めていきます。
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認知症とは,脳のニューロン(神経細胞)の機能が衰えたり,脳血管が損傷したりすることで認知機能が低下し,日常生活に支障をきたした状態のことです。日本では高齢者の増加にともない認知症患者が増加しつつあります。
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宇宙線による内部透視やドローンによる3D計測など,近年のピラミッド研究にはさまざまな最新科学が導入されています。さらに,学問のジャンルをこえた学際研究もさかんに行われています。本書ではこういった最新の研究の実際とともに,そこで明らかになりつつあるピラミッドの建造方法や,建造した労働者たちの暮らしなどを紹介します。
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あらゆる物質は振動するミクロな「ひも」からできている。そう提唱するのが「超ひも理論(超弦理論)」です。実は,物質を形づくる最小部品「素粒子」や物質どうしにはたらく力の正体など,自然界には,まだ解かれていない謎がいくつも残されています。この問題を解決する「究極の理論」として期待されているのが「超ひも理論」なのです。
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肩こりや胃痛といった日常的な身体の不調だけでなく,自律神経失調症やうつ病などの精神疾患にいたるまで,さまざまな疾病の原因になるとされているのが「ストレス」です。とくに,慢性的なストレスはときに人の命をおびやかしかねない危険要因となります。
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