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本書は,さまざまなSF(サイエンス・フィクション)作品に登場する技術,存在,現象などが実際のところ「実現可能か?」を探るために編まれました。
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「認知バイアス」をご存知でしょうか。これは「思考の偏り」や「考え方のクセ」などと説明されており,判断や記憶,知覚などの際に生じる心のはたらきです。本書では,さまざまな場面で生じる認知バイアスを解説しています。たとえば,いつの間にか自分に都合のよい情報ばかりを集めていないでしょうか。これも認知バイアスの一つです。災害で危険がせまっても自分は「まだ大丈夫」と思いこんでしまうような,命にかかわるバイアスもあります。
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「地動説」「星雲」「系外惑星」「ブラックホール」「ビッグバン宇宙」……。聞いたことはあるけれど,しっかり説明するのはむずかしい。そんな宇宙のキーワードは,意外にたくさんあるのではないでしょうか。
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西洋建築の歴史は、古代ギリシャとローマ時代にはじまり、国際様式となりました。その後,人類の歴史とともに発展し,現代では技術革新により建築が大きく進化しています。たとえば,コンピューターの活用によって複雑な構造計算が可能になり,1000メートルの超高層ビルや植物など,ユニークな建物の建築が可能になりました。また,カーボンファイバーなど新素材や3Dプリンターによる新しい工法も導入されています。近年では,木材が建材として世界中から注目を集めており,2025年の大阪・関西万博では,シンボルとなる大屋根に木材が活用される予定です。
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最近,「足腰が弱ってきた」「老眼が進んで小さい文字がよく見えない」「よく眠れない」ということはないでしょうか。年齢を重ねると不調に悩まされることがふえていきます。とくに,そうした症状を自覚しはじめるのは,40代から50代にかけてではないでしょうか。実はこの年代は,自覚症状のないまま内臓や血管の衰え,生活習慣病が進行する世代でもあります。
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量子力学(量子論)は,物質を小さく分割していくとあらわれる原子や電子,光といった“自然界の主役”の正体にせまる理論です。2025年は量子力学が誕生してから100年となる節目の年。国連はそれを記念して,「国際量子科学技術年」に定めました。
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